2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5/19NHK日本のこれから「止められますか地方の衰退」

次の本は、師友塾塾長で、AIE(シアトル)学院長の大越俊夫氏が三人の学者を招いた講演会の講演と塾生たちとの質疑応答の記録です。 タイトルの「民族の遺伝子」は、二人目の学者・東京農業大学教授の小泉武夫氏の講演中の小見出しで、講演の全体は、包括…

ポスト「資本主義」

人間の終焉作者: ビル・マッキベン,山下篤子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/08/23メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (12件) を見るこの本は、『ポスト・ヒューマン誕生』レイ・カーツワイル、その他テクノロジー推進…

400万人が死んだ戦争体験は伝承されないのか

3ヶ月でも、1ヶ月でもいい。豆粕以外に食べもののない生活をしてみるがいい。食料攻めの厳しさがいくらかでも実感できるだろう。近辺に落下する爆弾の震動音を聞いてみるがいい。艦砲射撃の恐ろしさを体験してみるがいい。生きて帰る見込みのない硫黄島や沖…

戦後レジームはアンシャン・レジームなのか?

何遍でもドン・アイズリの言葉を引用する。(立花隆『宇宙からの帰還』) 「ネイション・ステイトの時代は人類史においてたかだかここ三、四百年のことにすぎない。これはもう世界の現状にてらして、アンシャン・レジームになっている。ネイション・ステイト…

憲法九条の改憲論議は何年先を見据えているか

「国家100年の大計」「周辺国脅威論」「一国平和主義は許されない」「日本の国際的位置付けが変わった」「自民党の悲願・憲法改正」このうち、「自民党の悲願」は、必ずしも「国民の悲願」とは一致しない。「日本の国際的位置付けが変わった」は、経済発…